
※18歳未満の方は閲覧できません。成人向け(18+)の表現が含まれる可能性があります。
▼続きはこちらから
あらすじ
閉店間際の理髪店に現れたのは、
三年前に離れた幼なじみの“葵姉ちゃん”。
昔と変わらない笑顔。
でも、距離だけが近すぎた。
髪を切る指先、耳元の吐息、
思い出話の合間に混じる、
大人になった視線。
「ねぇ圭ちゃん……」
その一言で、
ただの再会は、戻れない時間へ変わっていく。
再会は、いつも穏やかとは限らない
「私が練習台になってあげる」
そう言って笑った三年前と、
同じ場所、同じ椅子。
なのに――
触れ方だけが、違っていた。
くっつけば暑い。
でも、離れようとすると、
その手は強くなる。
「お礼、したいな」
冗談みたいに言いながら、
視線は、もう逃がしてくれなかった。
そして――
「私が圭ちゃんを大人にしてあげよっか」
その言葉が、
“姉”という立場を、静かに壊していく。
戻ってきた彼女が、日常を揺らすまで
あの日から、
店の手伝いを真面目にするようになった理由を、
僕はまだ、誰にも言っていない。

▼続きはこちらから

