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同期の笑顔、その裏で——
転職先で出会った同期・友部さん。
誰とでも打ち解けるコミュ強で、気づけば職場の中心にいる存在だった。
「ジャスミン茶2つで!」
最初の共通点は、そんな何気ない一言。
屈託のない笑顔に、警戒心なんて一瞬で消えて——
気づけば、惹かれていた。
でも、こういう人にはきっと彼氏がいる。
それが、俺の中の“当たり前”だった。
ふたりきりの距離が近すぎて——
「ね、今日ごはん行かない?」
突然の誘いに、思わず即答していた。
しかも場所は、会社から少し離れた駅。
「会社の人に会いたくないし」
どこか特別な空気を感じながら、始まった二人の時間。
いつも通り明るい彼女。
だけど、その笑顔が少しだけ違って見えた。
その本音、俺にだけ?——
「正直、あの部署息苦しくて」
そうこぼした彼女の表情は、いつもの“完璧な笑顔”じゃなかった。
「頑張ってただけだよ」
「今は、柏木くんいるから楽」
軽く言ったその一言が、妙に胸に残る。
みんなに向けていたはずの笑顔。
でも——今は、少しだけ違う気がして。
この距離感、
本当にただの“同期”でいいのか——

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